秋のヘッドフォン祭2014フォトレポートメモ~Just ear編~
Just ear
今回一番の目玉と思われる、ソニーのエンジニア松尾氏プロデュースによる新ブランド「Just ear」。祭前日に突如として発表されたテーラーメイドなるカスタムIEMが展示され、2日間にわたり常に長蛇の列が出来ていました。3種類のモデルを2人ずつが順に試聴していき、更にアンケートに答えていたため、初日はとにかく順番がくるまで時間がかかりました。
2日目からは来場者の声を受けてか3人ずつ、1機種5分以内となっていたため比較的スムーズに流れていたと思います。
肝心のイヤホン本体について。
音質をユーザーが自由に調整できる仕様のため、ブースではクラブサウンド、モニター、リスニングと3種のチューニングモデルが用意されていました。(画像はリスニング)
ドライバはダイナミックとバランスド・アーマチュア各1基ずつのハイブリッド構成。昨今の多ドライバのカスタムIEMのようにとにかく音が迫ってくる感じではなく、一貫して高音の鮮やかさが目立ちながらも綺麗にまとまったサウンド。特にクラブサウンドは安定感のある正統派ドンシャリといった印象を受けました。
初日にZX1+PHA-3、2日目にAK240と機種を変えて試聴したところ、PHA-3とモニター(ただし、もう少し低音が出た方が好み)、AK240とリスニングの相性が良かったように思います。
ちなみに松尾氏によるとリスニングがお勧めとのこと。
シェルのつくりはとても綺麗でした。ノズルの先端部分は柔らかい素材のためフィット感が向上するとのことで、サンプルをつまんで確かめたり出来ましたが実際に装着することは叶わず。
フェイスプレート部分にダイナミックドライバ部分のパーツが配置され、空気穴がありますが会場で聴く限り音漏れは皆無。
シェルカラーについては今のところクリアのみとなるようです。コネクタはMMCX。
~2に続く~
写真がいい感じですね。カメラ何使ってるんだろう?
これ気になる!ヘッドホン祭いけなかったので助かります