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高完成度のイヤーカフ、Shokz OpenDots ONEのレビュー

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Shokzから発売されたイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン、OpenDots ONEを購入して約2か月が経過したのでレビューします。

OpenDots ONEはクラウドファンディングで先行販売されたものを購入。6/12からは一般販売が開始しています。

これまでイヤーカフ型のワイヤレスイヤホンは「ambie AM-TW01」を所有していました。そのサイズ感と取り回しの良さは秀逸。
今回残念ながらバッテリーが消耗しきっていて比較できませんでしたが、過去のレビューにあるとおり低音の弱さが気になっていました。
ambieの完全ワイヤレスイヤホンAM-TW01の開封とレビュー

Shokzは骨伝導イヤホンに力を入れている印象で、以前OpenRunシリーズを店頭で試聴した際、中々良いサウンドだった記憶があります。
今回のOpenDots ONEは骨伝導ではありませんが、丁度次のイヤーカフ型イヤホンを探していたところにクラウドファンディングでの販売を知ったため、期待を込めて購入してみました。

パッケージは今どきのエコ仕様。

前回のambieが明るいカラーリングだったため、今回はブラックを選びました。
ケース正面には目立たないようにSHOKZのロゴが印字されています。

丸みを帯びたコンパクトサイズ。
上半分は光沢あり、下半分は傷防止のためかマットな質感となっていて、少し指紋が目立ちます。

背面にペアリング用のボタンと、下部に充電用のUSB Type-Cの差込口。
ケースはワイヤレス充電にも対応しています。

イヤホンのみフル充電で10時間の再生が可能ということで、この長時間再生も購入の決め手でした。

蓋を開けたところ。

後述しますがOpenDots ONEは左右の区別なく使用できるため、これが地味に便利。

また、マルチポイント接続にも対応しています。

本体を取り出しました。
片側6.5gなのでambieの4.2gには及びませんが、それでも十分に軽いので装着しても重さを感じさせません。
ユニット間は柔らかなゴム素材でつながっていて、片手で簡単に装着可能です。
ambieはここが硬く、装着時にどうしても耳を引っ張る必要があったため、両手を使う必要がありました。この辺りの取り回しも◎。

また、タッチ操作はゴムのカーブ部分外側と、円柱の両端の2か所で可能。
操作できる機能に違いはありますが、基本の再生/停止はどちらでもできます。

コンパクトな筐体ですが、イヤーカフ型としては十分なサウンドを聴かせてくれます。

防水性能はIP54ということで、小雨やランニング時の汗程度なら大丈夫そうです。

使用感

2か月程度、Xperia 1 Vと接続して日常使いやランニングで使用しました。

◎おすすめポイント
・本体が小さくて軽量のため、装着感が控えめ。軽い装着感の一方でランニング時もズレない。
・片手で簡単に装着できる。
・本体のみで10時間再生可能のため、バッテリーの減りを意識することがない。
・再生/停止のタッチ操作は2か所、好きな方で可能。
・タッチ操作が「2回」もしくは「長押し」なので、手が触れた時などの押し間違いがない。
・本体に左右の区別がないため、少しの間外して置いておく時や、再度装着する時も適当に扱える。
△いまいちなポイント
・接続安定性について、再生中に途切れることはないが、音質が切り替わることがある(スマホとの相性かもしれません)。
・タッチ操作について、ある程度カスタマイズできるが「音量」と「曲送り/戻し」の操作が二者択一。両方使いたいのでアップデートによる対応求む。

音質

OpenDots ONEのような耳を塞がない系イヤホンの弱点である低音不足について、やはりカナル型と比べるとどうしても感じてしまいますが、イヤーカフ型として不満ない程度には十分出ています。

全体的には弱ドンシャリ傾向。この辺りは専用アプリのイコライザである程度調整可能ですが、低域の音量には限界があります。また、高音の程よいシャリつきも良い感じです。
ただ、接続が安定しないせいか音質が下がった途端、高音が消えます。
屋外での使用中は環境音であまり気になりませんでしたが、静かな室内で音に集中すると、接続不安定さが気になりました。

また、OpenDots ONEはDolby Audioにも対応しており、専用アプリで切り替えができます。
オンにすると少し音量が下がりますが、平面的だった音にメリハリが生まれ、若干ウォームサウンドに。また、音場の広がりが感じられました。
構造も相まってより開放的なサウンドになるため、今は常にオンの状態で使用しています。

総評

OpenDots ONEはイヤーカフ型のワイヤレスイヤホンとして、操作性、音質共にかなり高い完成度であると感じました。
特に、装着のしやすさ、軽い付け心地、イヤーカフ型としては十二分のサウンドが、日常使いや運動時の使用に最適です。
価格も実質25,000円程度と、手を出しやすいのも○。
不満点としては若干音質が安定しないのと、操作設定のバリエーションがありましたが、それ以外は十分満足できる完成度だと思います。

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