ambieの完全ワイヤレスイヤホンAM-TW01の開封とレビュー
ambieから発売されたイヤホン、AM-TW01を購入しました。
3年前に発売された先代のワイヤレスイヤホンを購入し、ジョギング時に愛用していましたが、待望の完全ワイヤレス化ということで7月に予約。発送遅延もありましたがようやく手元に届きました。
色はWHITEとBLACKもありましたが、せっかくなので限定色のCloud Grayにしてみました。
限定数量は1000台から追加されて1500台のようです。
パッケージは本体の小型化もあり、先代と比べるとかなりシンプル&コンパクトになりました。
価格は13,200円から15,000円と若干上がっています。
本体とケースの他、付属品は充電ケーブルのみ。イヤーピースはありません。
充電はUSB Type-Cになりました。ケース表面はつや消しですが滑らかな手触りです。ふと、e-maのど飴を連想しました。
充電ケースに収納した様子。本体L側に左右識別用の突起があります。
側面は全て丸くなっているので、写真のようにふたを開けた状態で自立できれば良かったかな、と思いました。
本体は非常に小さいです。片耳4.2gと軽く、6時間再生と十分。先代にはなかったIPX5の防水性能が追加されたのは嬉しいですね。
先代との大きさ比較。本体部分は若干太めになりましたが、全体を含めるとかなり小型化されたことが分かります。先代は3年も経つとケーブルやイヤーピースとの隙間が目立ってきましたが、本体の作りを見ると大丈夫そうです。
音質
耳をふさがないタイプのため音については最低限。ボーカルは十分聴こえますが、低域はかなり弱いです。
形状が特殊なため、手で耳を前後に動かしてみると音がかなり変わります。耳が前を向いているような場合は意外と良く聴こえるかもしれません。
使用感
一日使用してみましたが、使用感はかなり良いです。若干の不満点もありました。
まず、本体が軽いこととケーブルが無くなったことで、イヤホンを着けている感覚がほとんどありません。ジョギング中にずれることもなく、快適でした。音楽を止めてしばらくすると、外したかどうか触るまで分からなかったこともあったくらいです。
ただ、装着方法が特殊なため、かなり慣れを要します。通常のイヤホンのように片手で取り出してサッと装着、は難しいです。装着具合で音にも影響があるため、両手で微調整しながらようやく、というのが現状です。
左右の区別についても、ケースから取り出す際は問題ありませんが、触って判断しようとすると突起がベントのすぐ隣にあるため注意を要します。
最近の社会情勢だと、マスクを取り外す際、本体に引っかかりそうになったこともあり、これも一応注意が必要です。
動作について、音楽再生中、他アプリに切り替えたり、切り替えた状態でディスプレイを消したりすると、音が途切れます。WF-1000XM4では発生しなかったため、少し気になりました。ただジョギング中はスマホを操作しないため、問題ありません。
※追記。後日、このような音の途切れは無くなりました。要因は不明ですが、後回しにしていたambieのアプリをインストールしたからかもしれません。
また、不満点ではありませんが、操作ボタンが一番太い部分の外側にあり、装着すると耳の後ろ側にくるため、耳たぶをつまむような形で全体を挟むように押す必要があります。個人的には手を自然に上げたまま使えるよう、太い部分のみを上下に挟む形で操作できれば良かったかな、と思いました。文章だけだと分かりづらいですね、チラ裏です。
総評
不満点もありましたが、軽さと装着感、安全性から、購入理由であるジョギング用には現状最適なイヤホンになりました。音質と引き換えにはなりますが、使用目的が合致すれば唯一無二の機種になると思います。