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ZERO AUDIO TWZ-1000の開封とレビュー

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1月29日の発売後、品薄が続いている話題の完全ワイヤレスイヤホンTWZ-1000、運よく在庫を見つけてしまったので購入しました。

パッケージ

パッケージはこのような感じ。

主な特徴として、Qualcomm® QCC3026搭載、Qualcomm TrueWireless ™ Stereo Plusに対応しています。対応するDAPも必要ですが、DAPから片方のイヤホンを経由してもう一方にデータを伝送する方式ではなく、左右個別に接続、伝送するため安定性が高いとのこと。

また、防水規格IPX5に対応しており、これは、あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない防水性能ということです。イヤホン本体のみの連続再生時間は7時間ということで、運動時の使用にも良さそうです。

パッケージ開封

開封した様子。磁石式のため、開封時にテープ跡や箱の曲がりが発生しません。個人的にはこの方式が一番いいですね。裏表紙に付属品のサイズを示したイラストが印刷されています。

内容物

内容物はイヤホン本体と充電ケース、USBケーブル、イヤーチップ3種類、イヤーウィングの大きさ別にシリコンカバーが4種類。イヤーチップSサイズとシリコンカバーXSが既に装着されています。

イヤホン本体

イヤホン本体は曲面を主にデザインされています。左右のハウジングにはロゴの入ったボタンと、「0」をモチーフとした青いLEDライト。ライト点灯時以外はシンプルな見た目となっています。

本体内側

イヤホンの内側に充電用の端子とLR表記。LR表記はシリコンカバーを外した本体側にもあります。ノズルにはしっかりとダストフィルターがありました。

本体下側

ちょっと見づらいですが、左右の違いとして右側にはマイクが内蔵されています。左側には左右判別用の突起のみ。

充電ケース
充電ケース収納時

充電ケースは3つのライトで残量を表示。少し幅広な印象を受けますが、片手に収まるくらいの大きさ。素材はプラスチックで蓋と本体の境目を触ると少々バリっぽい感触が気になりました。

収納時には他社のイヤーピースを装着すると蓋が閉まらなくなる可能性があるとのこと。また、シリコンカバーもまずは装着されているものを外す必要がありますが、気づかずに重ねて位置が定まらず悪戦苦闘してしまいました。

充電ケース後ろ側

充電はUSB Macro-Bから。カバーの開閉が若干面倒でケーブルにも干渉しやすい作りになっています。ちなみに充電ケースの防水性能はIPX3(防雨形)。

使用感

初めにペアリングでつまずきました。スマートフォンと接続しても左側から音が出ない。充電不足か、それとも左右別々にBluetooth機器として認識させるのか、などと考えながらリセットを繰り返しました。

最終的には一度ケースに収納し直して、左右のライトが点灯したことを確認してから取り外すと正常につながりました。若干左側の接触が上手くいっていないのか、反応が鈍いです。

ケース収納時に自動でOFF、取り外すとONとなる仕様は便利ですが、今でも取り外すと左側だけ反応しない→左側だけ再度収納し直しライト点灯確認→取り外す、といった状況が良く発生するため移動中などは不便です。ちょっとこの点は初期不良も視野に入れてみます。ちなみに右側のみでの使用はできますが、左側のみでは使用できませんでした。

一度正常に接続できれば、電源を切るまでは非常に安定してつながります。先述のTWS Plusの接続時には、個人的接続安定性の目安である万引き防止用のゲートを通過しても全く途切れがありませんでした。

その後も色々試していると不具合らしきものが。普段使用しているiPhoneに接続し、標準のプレーヤー再生中に画面上のバーで音量を少し速めに上げ下げしたところ、右側からブザー音のようなノイズとともに接続が解除され、再度接続されるといった現象が発生しました。この辺りは今後ソフトウェアのアップデートが可能になるみたいなので修正に期待したいです。ついでに接続時等に流れる音声の大きさも下げられるといいなぁ。

装着感もいろいろと試した結果、イヤーピースSサイズ、シリコンカバーMサイズに落ち着きました。完全ワイヤレスイヤホンは設置面積が狭いため、装着感が重要ですが、最適な組み合わせを見つけてしまえばかなり良い具合にはまります。本体の軽さも合わせて完全ワイヤレスイヤホンの利点を最大限に活かせる作りになっています。

音質

Bluetooth対応コーデックはaptX、AAC、SBCの3種類。また、TWS Plusを利用するにはスマートフォン側にSnapdragon 845が搭載されている必要があるそうです。以下は基本的にaptX接続時でのレビューになります。

全体的に低音強めのサウンド。ボーカルなど中域はクリアで十分量出ている感じですが、いわゆるドンシャリではなく高域は大人しめなので、全体で比較すると引っ込みがちな印象を受けます。もう少し低音抑えめでも良いですが、長時間のリスニングには良いバランスかと思います。解像度はそれなりですが、音場も狭すぎず、低音をノリよく聞きたい方におススメ。

ちなみにiPhoneとのAAC接続時には全体的に音が平坦になった印象を受けました。ながら聴きには逆に良いかもしれませんが、やはりaptXでの接続をお勧めします。

ワイヤレスイヤホンの宿命というか、無音時にホワイトノイズが少しだけ気になりました。iPhoneとの接続時には更にチリチリという微小ノイズも気になります。

点滅モードでの撮影

総評

接続されるまでの安定性や充電ケースの作りなど、もう一歩なところはありましたが、約16,000円という価格と、その他スペック上の性能を総合的に見れば程よくまとまった機種だと思います。装着時の安定性と防水性能から、運動時の使用に最適。

先述のとおり低音寄りのサウンドのため、購入前に試聴できるならばその傾向だけでも確認しておくと間違いはないかと思います。

※追記
やはり接続の問題は初期不良ということで、残念ながら返品対応となりました。

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