秋のヘッドフォン祭2016で新製品を色々試聴してきました。
ちなみに、大きな戦果はありませんでしたが、今回は初日の物販から参加してみました。
午前6時過ぎに到着した時には既に20人以上の列ができていて驚きました。整理券が7時過ぎに配布されましたが、この時点で70人以上は並んでいたと思います。10時過ぎに10階へ再集合し、13階へ向かいました。
イベントでは、今回発表された新製品を中心に色々と聴いて回りました。初日は朝から体力を消耗してしまったので、メインは二日目。
会場の人口密度も二日目には落ち着いていたようで、初日よりも心の余裕をもって試聴できたと思います。
新製品に加え、試聴する機会のなかった機種も色々と聴いて周ったので、短時間の試聴の中、既に記憶が怪しいところもありますが、せっかくなので簡単なメモを残しておきます。
また、写真を取り忘れた機種も多々あります。ピントがぼけてしまったりと、色々残念な点もありましたので、次回は改善したいところ。
JH Audio Michelle
先に発売されたTrifiと同じ3基のBAドライバを搭載したTHE SIRENシリーズの末妹。
高音と低音のメリハリがはっきりとしていて、正直なところ、Trifiよりも断然好みでした。なんてこったい。
DITA DREAM
DITAから登場した新フラグシップのリケーブルモデル。
一聴して分かるDITAサウンドでしたが、更に全体の明瞭さが上がっていたように思います。
構造上仕方ないですが、本体とケーブルの接合部分は既存モデル方がすっきりしていたなと。
あと普段Brassを使っているからかもしれませんが、かなり軽く感じました。
Noble Audio KAISER ENCORE
当日に名前が決まったらしい新フラグシップモデル。現行のK10Aから徐々に移行していくらしい。
Twitterでも言われていましたが、K10AとKatanaの中間、どちらかと言えばKatana寄りの音。
K10AよりもKatanaのサウンドが好きな私としては中々好印象。Katanaの低域が物足りないという方はこちらの方が良いかも。
もう一つの新製品「Sage」も聴きましたが、ちょっと思い出せないため省略します。
AKG K872
ようやく国内お披露目となったAKGのフラグシップ密閉型。
繊細な高域表現は見事でしたが、イヤーパッドが耳に密着せず、軽く覆う感じだったからか、他社の密閉型ヘッドホンと比べて低域は控えめに感じました。
そこがAKGの特徴であり、良さでもあるのですが。
個人的にはちょっと欲しいかも。
N90Qも展示されていました。自動音場補正機能など面白そうな機構を搭載していました。色々と弄りがいのある機種ですが、お高い。
FitEar TITAN
試聴機のためか、ピッタリとは嵌りませんでした。冷たいです。
Airと同じハイブリッド型ですが、かなり高域の主張が強い機種に感じました。上手くはまれば低域も出るようですが、いずれにしてもパワフルなサウンドには変わりないかな。
元からアップテンポで、電子音や高域の目立つような曲は相乗効果で凄いことに。個人的に長時間の使用は厳しいかも。