秋のヘッドフォン祭2015で新製品を試聴してきました。
SENNHEISER HD800S
ゼンハイザーブースの注目はやはりHD800の上位機種であるHD800S。HDVD800のDSD対応版につないで、HD800とクラシック音源の比較試聴ができました。
一回の試聴では、若干HD800よりも音の輪郭が際立っているかな・・・という気がしましたが、正直、明確な音の差を感じることができませんでした。自宅環境での比較試聴がしたいですね。ただ、手持ちHD800の各部が痛んできて、一度メーカーに送ろうかと考えていた矢先の発表だったため、密かに購入候補だったりします。
おそらくは年内には発売開始だそうで、価格はもちろんHD800を凌駕する模様。
Just ear Night of Knife
ヘッドフォン祭限定で販売されたXJE-MH1の特別チューニングモデル。J-POPをメインに幅広い楽曲に対応するよう作られたそうで、若干低音が強めながらも、男性女性問わずにボーカルが明瞭に聞き取れ、試聴に使ったどの楽曲にも合いました。普段はアニソンを聴くことが多い私ですが、XJE-MH2の何れのプリセットモデルよりもNK1の方が好みでした。
NK1はどのような曲もそつなくこなすオールラウンダーで、完成度も非常に高く、買って後悔するようなことはまずないと思います。ただ、NK1が自分の求める最高の音かと言うとそうではありませんでした。私がXJE-MH1を作成するなら、せっかくなのでもっと楽曲を絞り、それに特化したチューニングにします。そしてTwitterで報告済ですが、実際そのように作成しました。
と言いつつ、Night of KnifeはJust earの1つの完成形を示してくれました。資金に余裕があれば持っておきたかったです。
audio-technica ATH-CKS1100
イヤーピースの先にイヤーピースがついているように見えたユニークなデザイン。
SOLID BASS最上位機種なだけあって、かなりの低音推しとなっています。しかしCW-L33BBを聴いてしまった後なので、ちょっと物足りない。高音域が引っ込みがちだったため、食指は動きませんでした。SOLID BASS系の音が好みの人には良いかも。
オーディオテクニカ ハイレゾ対応カナルイヤホンaudio-technica SOLID BASS ATH-CKS1100
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