News Ticker

老舗のロングセラーモデルSENNHEISER HD 25 Limited Editionの開封とレビュー

sponsored links

※ブログ内のリンクはアフィリエイトを利用している場合があります。

先日発売されたゼンハイザーのヘッドホン、HD 25 Limited Editionを購入しました。

ベースとなるHD 25は1988年に発売された超ロングセラーモデル。途中で名称が変わったり派生モデルが発売されたりしていますが、今回購入したモデルもゼンハイザーの75周年記念として数量限定で発売されたものになります。

パッケージはレトロ調にデザインされています。左上のメーカーロゴも旧バージョンのもの。

裏側はこんな感じ。元々、表側の女性はカラーリングのモチーフとなったHD 414を装着していたようです。

内箱を取り出すと一気に現代感が増しました。

開くと袋に包まれた本体と説明書が入っています。本体下のスペースに予備のイヤーバッドが入っていました。開封前から箱を傾けるとカラカラと音がしていましたが、中で説明書が動いていたようです。

内容物はシンプルに本体と予備の通常カラーのイヤーパッド、変換プラグのみ。実用性重視なので高級感はありません。

本体にはLimited Editionの特徴でもある鮮やかな黄色いイヤーパッドが装着されています。また、側面に印字されているロゴも旧バージョンのもの。

公式によるとどちらも別売はされないそうで、貧乏性の私は撮影後、とりあえず予備のイヤーパッドに交換しました。イヤーバッドの交換は周りの溝にはめ込む形で慣れるとスムーズです。交換後はほぼ通常版のHD 25と変わらない外観になります。

ちなみにLimited Editionは数量限定ですが、通常版よりも値段は安く、さらに予備のイヤーパッドも付属しているのでお得感があります。

ケーブルは片出しでR側に繋がっています。ヘッドパッドは通常のブラックのものが装着されていました。個人的にはヘッドパッドやケーブルも特別感が欲しかった気がしますが、いずれも交換可能なので豊富なサードパーティーを選択するのもアリですね。

ヘッドバンドの内側には「MADE IN ROMANIA」のシールがありました。ちなみに初期のHD 25 は「GERMANY」、その後は「IRELAND」で製造されているそうです。

使用感

まず初めに、私はオンイヤー型、いわゆる耳乗せ型のヘッドホンが苦手です。耳が少し前を向いていて長時間使用するとどうしても痛みが出てしまいます。同じくロングセラーモデルの筆頭であるPortaProぐらいの側圧であれば問題ないのですが、HD 25は側圧もあるので30分も使用していると痛みが出てきます。ただこれは個人的な問題なので、普段からオンイヤー型を愛用している人には関係のない話かと思います。(その上で購入まで至ったのでやはり「限定」は強いですね。。)

ヘッドバンドとハウジングの位置を適切に調節して装着すると、軽量な本体と側圧も相まって非常に安定感があります。DJ御用達と言われるだけあり、ちょっとやそっと頭を動かしてもずれません。コードもクセがつきにくく取り回し易いです。

側圧からの耳の痛みがないのであれば、フィット感抜群の良い着け心地になります。

サウンド

デザイン以外は通常のHD 25と変わらないため、今更レビューの必要もないかと思いますが、一応書いておきます。

全体のイメージとしては低音寄りのサウンド。少し安っぽくも見える本体に似合わず、良質な低域が味わえます。ただ、その更に下の沈み込むような低音まではサイズ的に厳しいようで、曲によっては聴こえていた低域が聴こえ辛く、迫力不足に感じる場面もありました。通常のベース音であれば全然問題はなく、気持ちよく聴けます。

高域はサ行が刺さるということもなく、低域の押し出し感に比べると相対的に大人しく感じますが、十分量。物足りないということはありませんでした。音場は狭く、耳元で鳴っている感じが強いです。

相性の良い曲としてはロックなどノリが良いもの全般。そしてバスドラムやベースなど低域が目立つ曲であれば尚良し。あまり主張する音が多すぎない方が良いです。ボーカルもあえて絞るとすれば、やはり男性ボーカルが最適に感じます。例えばMAN WITH A MISSIONの楽曲は全体的によく合いますね。

個人的な都合上、室内用のヘッドホンとしては厳しいですが、手頃な値段と軽さ、取り回し易さから、ちょっと外出する際のお供には丁度良いヘッドホンになると思います。

ゼンハイザー モニターヘッドホン密閉型 HD 25【国内正規品】

sponsored links

0件のコメント