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finalの新型ヘッドホン「X8000」が開発中という話

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現在ドイツで開催されているミュンヘン・ハイエンド2023の会場にて、finalで開発中の新型ヘッドホン「X8000」のプロトタイプが展示されています。

先日国内で開催されたヘッドホン祭では、新型ヘッドホンが出るという情報は全くなかったため、突然の海外での発表には驚きました。

目を引くのは金属感を押し出したデザイン、ヘッドバンドの細さ、開放型のハウジングといったところでしょうか。

8000番台の型番は、D8000やA8000、ZE8000のように、final社において革新的なアイデアを実現した製品に対し付けられる数字となっています。

YouTubeに動画が上がっていました。

プロトタイプということで詳細は決まっていないようでしたが、D8000と同じ平面磁界型でパンチングメタルも確認できます。ハウジングのデザインについてはまだ何とも言えない段階ですが、どことなくYH-5000SEを連想しました。これからどう仕上げられていくのか楽しみです。

また、片手で軽々と持っていることから、現時点では見た目どおり非常に軽量であることが分かります(ヘッドパッドも必要ないくらい?)。

イヤーパッドは3Dプリンタで出力しているということで、これが暫定的なものかどうかも気になります。

動画ではプロトタイプなので価格帯は決まっていないとのことでしたが、ツイッターに発売は12月頃、価格は70万円以上との情報がありました。70万・・・。

最初はその見た目から、ポータブル用ヘッドホンなのかもと思いましたが、予想を軽々と超えてきましたね。もしその通り発売されれば、SONOROUS Xや先日発売されたD8000 Pro Limited Editionを超える価格になります。

D8000を上回る価格にはなりますが、公式ツイッターからは新シリーズのヘッドホンという位置づけのようで、D8000の後継となるフラグシップモデルとはならないようです。

まだ謎の多いX8000ですが、SONOROUS XやLAB IIのように、採算度外視で作りたいものを作る、というこだわりの塊を感じます。

個人的にこの価格帯になると、試聴なしで選択肢に入れることは基本ありませんが、もしYH-5000SEよりも軽量でD8000クラスのサウンドが実現できれば、70万円以上という価格も買い替えを前提に検討の余地があるのでは・・・といった感じです。

秋の祭頃には試聴できるでしょうか・・・続報を待ちましょう。

final公式ページでD8000を見る

e☆イヤホンでD8000を見る

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