ソニー、バランス出力対応のポータブルヘッドホンアンプ「PHA-3AC」を発表
これまで発売された「PHA-1」「PHA-2」と比べて、外観が大きく変わりました。特徴的だったフロントバンパーが本体と一体化し、側面に丸みを帯びたデザインになっています。
前モデルよりもONKYOの「DAC-HA200」やTEACの「HA-P50」に近いですね。
今回の目玉は、やはりバランス接続に対応している点。AK240などに採用されている2.5mmの4極プラグではなく、3極プラグを2本接続する形。同時に発表されたフラグシップヘッドホン「MDR-Z7」にバランス接続用のケーブルを付属、また高品質のバランスケーブルのオプションも予定していることから、独自路線を進むソニーの力の入れ具合がうかがえます。
また、画像からはちょっと見づらいですが、側面にGAINの切り替えスイッチとDSEE HXのスイッチがあります。
主な仕様
周波数特性 | 10Hz~100kHz |
対応インピーダンス | 8~600Ω |
最大出力 | 320mW×2(Balanced)、100mW×2(Normal) |
入力端子 | PC/Walkman/Xperia用端子iPhone/iPad/iPod用端子
OPT、ステレオミニ |
出力端子 | 3極ミニ端子(バランスL/R)ステレオミニ端子(ノーマル) |
大きさ | W80 x H29 x D140.5 mm |
重量 | 231g(300gとの情報も) |
対応サンプリング周波数 | PCMPC接続:最大384kHz/32bit
iPhone接続:最大48kHz/24bit OPT端子:最大192kHz/24bit DSD:2.8MHz,5.6MHz |
PHA-2のサイズ(W60×H29×D140mm)よりも若干大きくなっていますね。
価格は€800(約11万円)を予定しているとのこと。
是非ともMDR-Z7との組み合わせで聞いてみたいです。