マランツから初のUSB-DAC/HPA「HD-DAC1」が登場
マランツが作るヘッドホンアンプとなると、かなりのサイズを予想していましたが、意外なことにW25cm×D27cmと小ぶり。ヘッドホンを使用する住宅事情に合わせてか、デスクサイドにコンパクトなPCオーディオを、と謳っています。
内蔵のUSB-DAC部分は「CS4398」を採用し、192kHz/24bitのPCMファイル再生はもちろん、DSD 2.8MHz/5.6MHzのネイティブ再生にも対応しています。
外観はいかにもマランツという感じですね。円形ディスプレイは他のモデルでも使用されていますが、やはり格好良いです。フロントパネルの凹凸がなく、すっきりした印象を受けます。側面のウッドパネルも高級感を演出しています。
主な仕様
再生周波数範囲 | 2Hz~96kHz |
再生周波数特性 | 2Hz~50kHz(-3dB)(DSD,PCM:192kHz)2Hz~20kHz(PCM:44.1kHz) |
ダイナミックレンジ | 106dB(DSD/192kHz) |
高周波歪率 | 0.0012% |
入力端子 | USB-B×1,同軸×1,光デジタル×2,アナログ(3.5mmステレオミニ)×1,USB-A×1 |
出力端子 | アナログ(固定)×1,アナログ(可変)×1,ヘッドホン×1 |
消費電力 | 35W |
待機電力 | 0.3W |
大きさ | W250×H90×D270mm |
重量 | 5.0kg |
コンパクトなPCオーディオを謳いつつも、しっかりとリモコンが付属しているのが好印象。
カラーはシルバーゴールドとなっていますが、海外で展示されていたブラックも是非発売して欲しいですね。
発売は10月上旬を予定。希望小売価格は税別108,000円ですが、各所では87,480円で予約開始しています。
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