ソニー、NW-A17をはじめとするハイレゾ製品群を国内発表
NW-A17/NW-16
こちらはIFAで発表されていたウォークマンAシリーズ「NWZ-A15/NWZ-A17」の国内版。型番が変更され、16GBのA15ではなく予告されていた32GBのA16がラインナップされています。
仕様については発表のあったとおり、独自OSを搭載したウォークマンAシリーズの新製品。
内蔵メモリに加え、microSDXCを外部メモリとして使用可能。重量66gと非常に軽量ながら、ハイレゾ音源を30時間も再生でき、BluetoothやNFC、FMラジオにも対応。
カラーリングはA17がブラックとシルバー、A16が2色に加えてローズピンクとブルーを選択できます。
価格は64GBのA17が約35,000円、32GBのA16が約25,000円。発売日は11月8日を予定しています。
この価格帯ではかなり魅力的な選択肢になりますね。
今後はF880シリーズの生産を終了し、ハイレゾ対応ウォークマンはNW-ZX1とNW-A17/A16の2種類となるそうです。
その他ウォークマン関連では、ハイレゾの再生には非対応ですが、新しいSシリーズ「NW-S15」「NW-S14」が発表されています。
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201409/14-0925/
MDR-Z7
話題の新型フラグシップヘッドホン「MDR-Z7」も国内発表されました。
こちらもIFA時と仕様は変わらず、70mmの大型HDドライバを搭載。感度は102dB/mW、再生周波数帯域は4Hz~100kHz、インピーダンスは70Ω、本体重量は335gとなっています。
バランス接続に対応し、通常のヘッドホンケーブルに加えてバランスケーブルも付属。
価格は約56,000円。10月18日に発売予定。
オプションとしてKIMBER KABLEによる3種類のハイエンドケーブルも22,000~24,000円で販売を予定しています。
個人的にこれ、密かに気になる機種。装着性の良い室内用密閉型が欲しいのですが、TH900やTH600との比較が気になります。
ヘッドホン関連では他にMDR-A1と更にDACを搭載したMDR-1ADACが発表されています。
XBA-Z5
こちらも話題の新型フラグシップイヤホン「XBA-Z5」。
16mmのダイナミックドライバとフルレンジ、ツイーター用のバランスド・アーマチュアドライバをそれぞれ1基ずつ搭載した3ウェイのハイブリッドモデル。
仕様はIFA時と変わらず、感度107dB/mW、再生周波数帯域は3Hz~40kHz、インピーダンス32Ω、重量は約11g。
価格はMDR-Z7よりも高い約65,000円、10月18日に発売予定。
従来のXBAシリーズとは系統の異なる新フラグシップということで、なかなかお値段も強気です。これまでの音の傾向を更に突き詰めた感じでしょうか、気になります。
イヤホン関連ではほかにXBA-Hシリーズの後継機となるXBA-A3、XBA-A2、XBA-A1が発表されています。この中ではXBA-A1だけがハイレゾ規格に対応していません。
PHA-3
IFAではPHA-3ACといった型番でしたが、国内ではこれまでの系統どおりPHA-3として発表されました。どうやら国内と海外で仕様が異なる模様。
MDR-Z7などと組み合わせてバランス接続が可能なポータブルヘッドホンアンプ。PCMは最大384kHz/32bit、DSDは5.6/2.8MHzに対応しています。
PHA-2の上位互換になりますが後継機ではなく、これまでと同様にPHA-2、PHA-1と併売するようです。
価格は約93,000円、10月18日の発売予定。
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201409/14-0925B/
これらの新製品は早速明日からソニーストアで先行展示が始まるようです。
【ヘッドホン新商品】 明日9/26(金)よりショールーム4Fにてハイレゾ音源の空気感をあますところなく伝える「XBA-Z5」をはじめとしたヘッドホン新商品7機種ならびにポータブルヘッドホンアンプ「PHA-3」の先行展示を開始します。 http://t.co/LnVGKQkCw4
— ソニーストア 銀座 (@SonyStoreGinza) 2014, 9月 25