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ASUS ExpertBook B9の開封とレビュー

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熟考の末に購入したExpertBook B9、この記事では開封の様子としばらく使用してみてのレビューを記載します。購入に至った経緯や用途などについては前記事で。

外箱は上部に取っ手があり、メーカー名の印字されたテープで梱包されている他、シンプルでコンパクトな作り。裏側に仕様が記載されたシールが貼られていたので全モデル共通のようです。

先に付属品を取り出しました。この他に説明書、保証書、Microsoft Officeのライセンスに関する書類があります。

電源ケーブルはUSB Type-C接続。アダプタ部分をそのままコンセントに挿せると良かったのですが、そこから更に太いアース付きのケーブルを接続します。

使うことはほとんどありませんが、microHDMI端子で接続する有線LAN用のコネクタも付属しています。

付属ケースのデザインは黒いビニル(エナメル?)っぽい表面に横方向の細かな筋が走った生地(車の内装用のグッズなどでたまに見る素材ですが、うまく表現できません・・)に明るめのステッチ。留め具として磁石が入っています。サイズ的に本体のみの収納となります。

内側にはフェルトが貼られていてスポンジ等はなく、薄さを優先しています。購入後にわざわざサイズの合うものを探す必要がないのは良いですね。あと気持ち程度にカードサイズの収納ポケットもありました。

せっかくなのでこのケースは持ち運ぶ際にどんどん使っていきます。

本体の入った内箱を取り出しました。

開くと本体の土台がせり上がってきます。

本体を包むフィルム内にはDual SSDであることが書かれています。

本体の色は写真だと黒っぽいですが、紺色に近いです。ASUSのノートPCのデザインは放射状の模様のイメージが強く、個人的に敬遠していたのですが、このモデルは無地の落ち着いたデザインとなっています。表面は少しざらつきがあり、ロゴの部分はくり抜かれて光沢があります。シンプルで気に入っています。

870gと軽量な本体ですが、開くときに反対側の手でキーボード側を押さえる必要がないのは地味にポイントが高いです。横幅ギリギリまで広がる14.0型のモニタと、巨大なタッチパッドが目を引きます。画面上部には物理的に隠すことのできるカメラと、キーボードの右下には指紋認証用のセンサーがあります。

また、画面を開くとキーボードに傾斜ができ、キーの打ち易さと底面からの廃熱処理を兼ね備えています。

対照的に、キーボード右側の窮屈さは残念。各ポート部分との兼ね合いはありますが、横幅いっぱいまで配置できれば更に良いですね。右上に配置された電源ボタンも気になります。

各種シールを剥がして極力シンプルにしました。裏側にもシリアルナンバーやPCリサイクル等貼られていますが、こちらはそのままです。

レビュー

しばらくノートPCとして使用しました。この記事も前半部分はExpertBook B9で作成しています。

とにかく軽い!

ExpertBook B9はこれに尽きます。軽いので持ち運びが苦にならない。家の中でもスマホやタブレットのように気軽に手に取って使うことができます。

個人的な話ですが、仰向けで動画を見たいとき、タブレットでは肘を持ち上げなければ丁度よい高さに画面を持ってくることができませんでしたが、これは画面を大きく開き、キーボードの下部に手を添えるだけで済みます。それでも疲れたらお腹の上にそのまま乗せてしまえば良いくらい、それほどの軽さです。

インターフェースは標準的

主に使用する端子の数と仕様は、USB 3.1 Gen2(Type-A)×1、Thunderbolt 3(Type-C)x 2、HDMI 2.0があり、このサイズと重さのノートPCとしては標準的な数となっています。家のメインPCとして使うには少ないですが、各端子がほぼ最新の仕様となっているのは良いですね。

個人的にはこれにmicroSDカードスロットがあればPC単体で色々と完結するので良かったのですが、今後USBハブの購入でポート不足と併せて対応しようと思います。

キーボードの仕様は用途によってはいまいち

サイズは写真にあるように、右側のキーボードの配列がかなり窮屈になっています。致命的な程ではないですが、違和感なく打てるようにはまだまだ慣れが必要です。更にかな打ちの場合にはハイフンとBackSpaceキーの入力ミスに注意。また、左上のEscキーや矢印の上下キーも小さく注意が必要です。

配置も、右上に電源ボタンがあるため、文章を推敲する際によく使うDeleteキーと押し間違うことがあります。とりあえずは設定で無効にしておきましたが、個人的には閉じたままでも使えるよう、側面に配置して欲しいです。

打鍵感はノートPCなので可もなく不可もなくといった感じです。使用はしませんが、バックライトの明るさは3段階で調節可能、結構明るいです。

タッチパッドについてはテンキー入力ができる機能も搭載されています。あくまで補助用として、ないよりはあった方が便利かなという程度。また、サイズが大きいので文章入力中は親指の付け根あたりが常に触れる形になりますが、きちんと指でないことを判別するようで反応しないのは良いですね。

その他

あとは細かい点をいくつか。

・付属する電源コードが大きめ
せっかくの薄型軽量ノートPCなのに、電源コードは太くアース付きです。これは自宅用として使用するとして、持ち運び用にアダプタとケーブルを別途購入します。

・Office無モデルも欲しい
普段使用しない人やOffice 365ユーザー向けの選択肢を用意して欲しいです。

まとめ

サブや仕事用のノートPCとして使用するには文句なしにおすすめ。

メインPCとして使うには十分の性能だが、インターフェースの数やキーボードの仕様に注意。

といった感じです。やはりサクッと持ち運べる軽さは多機種と比べても突出した特徴です。また、別にバッテリーを倍にしたモデルもあり、駆動時間は30時間とこちらも突出しています。3段階の性能のどのモデルにも、超軽量と大容量バッテリーの選択肢があるのは良いですね。

ただ、メインPCとしてバリバリ使っていくにはポート数が心もとなく、キーボードのクセも強いです。ただ私の用途はそもそもこちらなので、これから周辺機器を揃えていくことで対応しようと思います。

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