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SONY IER-Z1Rの開封とファーストインプレッション

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3月21日にようやく国内販売が開始されたソニー、シグネチャーシリーズのイヤホン「IER-Z1R」を購入しました。

例によって開封の様子と簡単にレビューを書いておきます。久々の大物のため、写真多めでお送りします。

パッケージ正面

パッケージには型番とハウジング画像、お決まりのハイレゾマークが印刷されています。ハウジングの特徴的な模様はペルラージュ加工というらしく、高級腕時計などでよく使われているそうです。外側を覆うビニールに保証書が張り付けられていました。

奥行きが想像よりも長くて驚きました。ほぼ立方体です。横にスライドさせて内箱を取り出していきます。外側はしっかりとした厚紙で丈夫に作られています。

スライド中

内箱は上部と正面が磁石で留められており、簡単に開封できました。上部の取っ手部分に金属板が貼られており、細部にも高級感が光ります。

内箱は重箱というかタンスのような凝った作りになっています。最上部にイヤホンケース、2~3段目に付属ケーブル、4段目にイヤーピース類が入っています。

2段目
3段目

2段目には3.5mmアンバランス、3段目には4.4mmバランスケーブルが収納されています。共にL字プラグ、MMCX。耳掛け部分に針金は入っておらず、しなやかに曲がります。若干太めの印象ですが、癖がつきにくい作りになっていて取り回しやすいです。DAP側プラグ部分にSONY、分岐部分にIER-Z1Rの印字があります。

4段目上部
4段目下部

4段目には説明書とシグネチャーシリーズのパンフレット風冊子、イヤーピースはトリプルコンフォートイヤーピース6サイズ、ハイブリッドイヤーピース7サイズが収められています。

イヤホンケース

イヤホンケースの上部はヘアライン加工されたシックなカラーリングの金属板。側面と下部は合皮レザー?ですべて覆われており、丁寧に作りこまれています。が、個人的にはケースにも傷をつけたくはないため別売りのものを使う予定です。

ケースを開くとまるで婚約指輪のような佇まいのIER-Z1Rとご対面です。上部にはシリアルナンバーが刻印されたプレートがありました。番号は1000番台を超えたところ。

もう少し近くで撮影してみました。ペルラージュ加工に免疫のない私は、多少ざらざらした表面を想像していましたが、触ってみると意外になめらかでサラっとしています。ハウジングから下に伸びている部分は鏡面加工のため、背後に布を配置するなど撮影には気を使います。

イヤホンの下にケーブルクリップ、ケーブルホルダー、クリーニングクロスが収納されていました。

両側のハウジングにJAPANの文字。先ほどまでは芸術品のような美しさでしたが、左右対称で一周ぐるっと継ぎ目のない筐体に工業製品的な美しさも感じられます。

ケーブル接続部分のちょうど裏側にLR表記。見えませんが、その左右にSONYロゴと型番が印字されています。JAPANも含め、ざらついた立体感のある印字方式。また奥行きが結構あるので人によっては装着感に影響がありそうです。

ケーブルとイヤーピースを装着するとかなり様になりました。ハウジングを良い感じに反射させようとスマホのライト機能を駆使しています。

ケーブルホルダーを使ってケースに収納してみました。ケーブルがなかなか言うことを聞いてくれず。丁寧にすればもっと綺麗に収まると思います。ハウジングには傷つきにくいジルコニウム合金が採用されていますが、ホルダーに境界が設けられているように、本体同士の接触には気を付ける必要がありそうです。

使用感

本体質量は26gとのことですが、それほど重さは感じませんでした。最初のイヤーピース選びが大事になりそうです。とりあえずトリプルコンフォートを装着していますが、少しでもサイズが大きいと勝手に耳から飛び出てしまいます。それと気になった点として、やや本体が大きいことから、LR表記のある部分がちょうど耳の舟状窩と呼ばれるところにギリギリ接触するかしないかといった状態だったこと。ある程度は装着の仕方で回避できますが、人によっては常に接触してしまい不快感があるかもしれません。

音質

まだIER-Z1Rのサウンドを掴み切れていないため、とりあえずのファーストインプレッションです。DAPはAK380、イヤピースはトリプルコンフォートを装着。最初に聴いて感じたのは、その音場の広さと独特の響き。上手く表現できませんが、BGMとボーカルに立体感や深みが出るため、スタジオで録音されたであろう音源にも目の前でライブを聴いているような響きが加わります。これは曲によってプラスにもマイナスにも働くため、一概に素晴らしいとは言い切れませんが、先に発売されたVictor HA-FW10000が普遍性を追求した機種だとすれば、IER-Z1Rはリスニング性を追求した機種という位置づけのように思います。

そしてその深みを表現し得るだけの低音の再生力と量、全体的に低音が少し強めに調整されています。高域は10kHzまで再生するとのことでサ行の刺さりを心配していましたが、刺さるか刺さらないかの際どいところ(個人的には大好物)をキープ。曲によっては刺さる箇所もありましたが、超高域用Dドライバのおかげか耳に優しい?刺さり具合となっています。

とりあえずはこんなところで。明日からハウジングの接触に気を付けながら使っていきたいと思います。

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