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平成最後の秋のヘッドフォン祭2018に参加してきましたpart1

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2018年10月27~28日に中野サンプラザで開催されたフジヤエービック主催、秋のヘッドフォン祭2018に参加してきました。

例によって新製品を中心に聴いてきたので、それぞれの感想を覚えている限りで簡単にまとめていきます。

後日でもいいかと思いましたが、私の性格からしてモチベは下がる一方なので、まだ意識のあるうちに書いておきます。

予防線を張っておきますが、二日間、階段を上り下りしながらひたすらに聴いていたので、疲れから思考能力が落ちているかもしれません。加えてあくまで短時間の試聴なので、軽く参考程度に流してください。

DAPはAK380を単体使用。

主な試聴用楽曲は、女性ボーカルアニソン代表としてClariS/CheerS、女性ボーカル&低域の組み合わせでMYTH & ROID /VORACITY、超高域ボーカルとアタック感、ストリング用にサラオレイン/Fantasy On Ice、男性ボーカルアニソン代表としてBURNOUT SYNDROMES/ヒカリアレ、などを用いました。

SONY IER-M9/IER-M7

既に発売済みでソニーストアで試聴もしていましたが、ブログ上には何も残していなかったのでついでに。

ソニーから発売されたハイエンドイヤホン2機種。海外ではさらに上位機種であるIER-Z1Rも発表されており、密かにこちらの試聴機を期待して真っ先にブースに向かいましたが、噂の超弩級DAPのDMP-Z1と同じく残念ながら不在とのこと。同じ目的の方も結構いたのでは。

基本的には前回の試聴時と同じ印象を持ちました。IER-M7は王道のモニター系サウンド。高音の刺さりは少なく低音同様主張しすぎることなく抑え気味で極力フラット、音場は若干広め。あらゆるジャンルをそつなくこなす実直系。IER-M9はそこからいかに楽しく聞かせるかを目指した機種で、ほんのりドンシャリ風味の入ったモニター系サウンドに広めの音場。

両機種とも完成度は高いのですが、特にIER-M9は高レベルの音かつ聴いてて楽しい機種だと感じました。余力があれば手元に欲しいところですが、先のIER-Z1Rの存在が脳裏をよぎるため試聴に留めています。

Victor HA-FW10000

今回の祭で大きな目玉となったVictorのウッドハウジングのフラグシップモデル。試聴機はたしか5機あったと思いますが、常に何人かは後ろで順番待ちをしているという人気ぶりでした。

正直なところ、1日目に初めて聞いたときは確かにいい音に感じましたが、どこがどういいのか、なぜこれほどまでに絶賛されているのかよく分かりませんでした。音の傾向としては、低域は過去のWOODシリーズ同様に余裕を持った鳴り方で、逆に高域は締めるところは締めるという感じでクリアでカッチリ。ドライバ1つでここまで傾向に差を持たせられることに驚きました。

一度頭をリセットして2日目に再度試聴。結論から言うと、超ハイレベルな普通の音。低音を増やしたり、高音を意図的に聴きやすくしたりというように、どこかにあからさまな特徴を持たせることなく、ただひたすらに音質だけを突き詰めるとこういう音にたどり着くのかもしれません。

ハウジングの美しさもですが、あの犬のマークも本体に刻印されており、いろんな角度から写真を撮りたくなる美しい機種でもありました。

ULTRASONE Edition11

こちらも新製品となるウルトラゾーンのEditionシリーズヘッドホン最新作。試聴機は2機用意されていて、自分が見た範囲では何人も行列ができるということはなく、新製品の中では比較的ゆったりと試聴できる環境でした。

開放型ですが、過去のEdition10やEdition12、はたまたEdition15とも全く異なるデザインとなっています。

音の傾向は、やはりゾネホンだなという弱ドンシャリ感の面影は僅かに残しつつ、普通にいい音に仕上がっており逆に拍子抜けしてしまいました。

個人的なウルトラゾーンの音のイメージとしてはEdition9やIQが基準になってしまっているので、比べるとEdition11はかなり安定したサウンドにまとまっています。ただ、こちらの方向性には他社の製品がひしめているので、その中で強みとなる何かが必要なのでは。試聴ではそれが見抜けませんでした。

デザインを含めて今後のウルトラゾーンの方向性を決める製品となるのか、注目したいところ。

audio-technica ATH-L5000

いつの間にか予約が開始して終了していたオーディオテクニカの革張り限定ヘッドホン。お値段も約50万円と二重の意味で買えないのですが、せっかく試聴できる機会とのことで行ってみました。試聴時間は15分で予約制のため、ゆっくりと聴けましたが、やはりというか持参の音源&DAPでは聴きづらい雰囲気でした。

音質は同社のサウンドの傾向である明るく華やかな高域を残しつつ、先に発売されたATH-ADX5000と同様に高水準のサウンドにまとまっています。ADX5000が気に入るならこちらも気に入るかも。先代モデルのATH-L3000を聴いたことがないので、15年の時を経てどのように音が変化したのかも気になります。

加えて革張りということで、皮算用ですがメンテナンス性も気になりました。手の油でも段々と変色してくるそうで、値段が値段だけに取り扱いには気を使いそう。

 

もうちょっと書けるかと思いましたが、思い出しながら書くのは結構時間がかかるようです。今日はここまで。

続きます。

平成最後の秋のヘッドフォン祭2018に参加してきましたpart2

平成最後の秋のヘッドフォン祭2018に参加してきましたpart3

 

 

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